私が小説を読み始めたのは恐らく短大に入学してから。
入学した学校がかなり遠く通学時間が長かったので、暇つぶしに読み始めたところ読書にのめり込みました。
それまでは本と言えばもっぱら少女漫画だったので、まともに読書をしたことは無かったと思います。
その後、自分の中で読書ブームの波が来たりおさまったり。
以前もブログに書きましたが、子供が小さい時は本にとても救われました。
ですが、小説にハマると問題も有るのです。
まず、物語の世界にどっぷりとのめり込むと中々抜け出せなくなってしまいます。
現実に小説の世界が残像のように残る感覚、抜けきらない感覚に襲われることが度々あります。
また、ちょっとした時間にも本を読みたくなり、中毒的なものに支配されているような気がしていました。
私は根っからの読書家では無く、本を読むスピードはかなり遅いので支配される時間も自ずと長くなってしまいます。
小説以外の本なら全く問題は無いのですが。。。。
そんなこともあり暫くは小説を読むことから離れていました。
ですが最近また図書館に通い始め小説を読んでいます。
そして気づいたことは、かつて味わったような本の世界から抜け出せない感覚は無くなっていること。
確かに隙間時間にも本を読みたい衝動には駆られますが、昔ほど時間を支配されているような感じもなくなりました。
この年になってようやく’ほどほど’が出来るようになったようです。
今は、本を読むことの問題もなくなり、メリットしか感じられないです。
小説の世界に入り込むことで、日常の無駄なあれこれを考えなくなる。
デジタルデトックスが出来る
SNSから離れることで、他人の情報に流されなくなる
本を読んでいるときはネットの情報は入ってきませんから、今まで無意識に使っていたこの時間を自然と断つことが出来ました。
以前、週末のデジタルデトックスに挑戦したのですが、その時よりも今は携帯に触れない時間が増えています。
それにより、無駄なあれこれを考えなくなったのだと思います。
お陰様で、最近は以前にも増して心穏やかにストレス無く日々過ぎているような気がします。