ブログでも息子の話題を書くとかなりの頻度でこの言葉が出てきています。
一応意味は
「陰キャ」とは「陰気なキャラクター」の略。引っ込み思案で内気な性格。
「陽キャ」は「陽気なキャラクター」の略。陽気で明るい活発な性格
の人を指すそうです。
息子は自称「生粋の陰キャ」だそうで、先日帰省した際には「陰キャ」について熱く語っていきました。
生粋の陰キャは、学校帰り「あ、今日も誰とも話さなかった」と思う事がしょっちゅう、でもそれが全然辛くない。
「陰キャ」や「陽キャ」を気にするのは大抵「陰キャ」の方で、「陽キャ」の人は自分が「陽キャ」だとか意識しないそうです。
それから、携帯で「陰キャあるある」を検索し読み上げながら「あ~!分かるわ~!!」と激しく共感していました。
「陰キャ」あるあるを読んで、特に面白かった息子の発言は
・陽キャが近づいてくると席を離れて避難する
「俺なんてさり気なくトイレに行って、トイレの個室で本読んでたからね」
・困ったらカバンの中身を整理して忙しいアピール
「そうそう無駄にカバンの中身ガサゴソやって時間潰すわ」
・得意分野になると饒舌になる
「興味のある事を一方的に話せるからプレゼンは良いんだよ」
・陽キャに何か頼まれると内心めっちゃ嬉しい
「内心嬉しいけど、陰キャには陰キャのプライドがあるから陽キャには媚びない!」
思わぬところでプレゼンが得意な理由が判明しました。
「俺は陰キャに誇りを持ってるからさ~」
と、とにかく陰キャについてやたら楽しそうに熱く語っておりました。
明るく語っている時点で「陰キャ」じゃないような気がするけど。
私の学生時代は、みんなと仲良く友達が沢山いて明るく積極的なのが良しとされていたように思います。
なので、超絶内気だった私の学生時代、特に小学生時代は何となく暗く辛い印象しかありません。
ですが、息子の語っているのを聞いていると、「陰キャ」はキャラクターとして成立していて、「キャラが立っていることは良い事」という、昔とは違う価値観を感じました。
私も学生時代そんな風に思えたらもっと楽しく過ごせたのかもしれないな。
地味な事や、大人しいことは全然悪い事じゃない!
むしろ皆と違う自分、人と違う個性を好きでいられるって良い事だな!と思いました。
何しろこのキャラに「誇りとプライド」を持っているそうですから。