私が学生時代はプレゼンテーションなんてものは有りませんでした。
そもそもそんな言葉すら知らなかった。
短大を卒業後カナダの学校に行ったけれど、その頃ですらプレゼンらしいプレゼンなんてしたことが無いです。
社会に出てからも、プレゼンをするような職種に就いたことも無く今に至ります。
そんな私が驚いたのは、今は中学の授業で普通にプレゼンが行われている事です。
息子が中学時代は、自分が興味のある職業について調べてプレゼンする、修学旅行の見学先について調べプレゼンするなどったそうの時間があったそう。。
プレゼンのやり方も学校で教えてくれるのだろうか?
今の子は大変だな~と思ったものです。
息子は自称「陰キャ」で人前で何かを発表するなんてさぞキツイだろうと心配したのですが、どうやら彼はプレゼンが得意らしい。
母としては意外過ぎる答え。
何故、プレゼンができるのか聞いてみた所、一時期ユーチューブでTED talkとやらにハマって見ていたそうです。
TEDとは、世界の著名人による講演会
なんと学校で先生が自分のタブレットでユーチューブのTED talkを見せてくれたそう。
学校でもユーチューブか、昔はせいぜい道徳の授業でNHK見たくらいだったが。
やっぱり今は動画コンテンツから色々学ぶんだな、と感心したものです。
TED talkの中でも「TEDで偉そうにプレゼンする秘訣」というのが面白いからと勧められました。
この動画を参考にしたのかどうかはわかりませんが、学校の先生たちの間で息子のプレゼンが話題になったと、後に個人面談で先生から聞きました。
学校ではかなり地味でおとなしい、自称「陰キャ」の息子がどんなプレゼンをしたのか全く想像がつかないです。
先生たちも彼のキャラ変ぶりにさぞ驚いたことでしょう。
おそらく私にはその姿を一生見せることはないでしょう。。。母は見たかった。
それにしても自分の学生時代にプレゼンってものが無くて本当に良かった。
私は息子のはるか上を行く「陰キャ」だったからね。