趣味なし夫婦のシンプルライフ

趣味なし、友達なし、それでも楽しく暮らす夫婦の日常。日々思うことなど。

すたれゆく北海道弁

本州の方からすると、北海道弁ってあまり感じられないかもしれません。
標準語と比べると、独特の言い回し、イントネーションのちょっとした違いはあるのですが、他の地域に比べると標準語から大きく外れているというほどでは無い地味な方言だと思います。
なので、北海道生まれ北海道育ちの道産子は自分たちの訛りに気づいていない事が多いです。

実際に私も自分は標準語を話していると思っていましたが、海外留学をした際、本州から来た日本人友達から数々の指摘を受け、始めてそれが訛りだと気づくことがありました。

敬語で話すと北海道特有の話し方はだいぶ無くなります。
なぜなら語尾に特徴が特に出るから。
 ~っしょ。
 ~っしょや。
 ~かい?
男性だと
 ~だべ。
 ~だべや。
これらはかなり多用します。
なので、敬語になるとこの部分が消え一気に北海道弁の出る幕は減るのです。

その他にもアクセントが頭に来やすいとか 
 例 うちょう、ちご、うちえん などなど
独特の言い回し
 例 ~さる(してしまう)、~さらない(できない) 手袋を履く などなど
独特の単語
 例 わや(ひどい)、うるかす(水に漬ける)、いずい(違和感がある)
などなど。
一見標準語で話しているように見せかけて、実は方言が散りばめられています。
なので自覚しにくい。

そんな北海道弁もどんどんすたれているのを感じます。
北海道独特の話し方をナチュラルに使いこなしているのは私の世代(現40代)位が最後のような気がします。
やはり核家族化の影響が大きいのでしょうか。

ちなみに私は子供の頃祖父母と暮らし、近くにひいおばあちゃんまで居て年配者に囲まれていたためか、北海道弁は完璧です。
そんな私の現家族は、10代息子もさることながら同年代の夫も方言をほぼ使いません。
ただし、語尾の「~っしょ」を除く。
夫に至っては、北海道から出たことがなく両親も道産子にもかかわらず、息子よりも北海道弁を知りません。
私的にはどうやったらそうなれるのか謎なくらいです。

地方の文化が失われていくのは本当に寂しい事だと思うのですが、この流れを食い止めることは難しいのでしょうね。
どんどんすたれ行く北海道弁
恐らく他の地域でも同じ現象が少なからず起きているのだと思います。
ちょっと悲しいですね。

ただ、私は職場に行くとこの悲しさも吹っ飛ぶ現実が有ります。
平均年齢50歳以上。50代、60代がメインの職場ではタイムスリップしたように北海道弁が飛び交います。
おじさんたちの北海道弁強烈です。
最近では聞かなくなった言葉もここでは普通に聞けますよ。
歴史の記録として、ネイティブなおじさんたちの言葉を記録し、音声で残しておくべきではないか?
とさえ最近思ってしまいます。
 やいや、そう考えるとおじさん達もたいした貴重な存在なんでないかい。