基本センスが無い人間ですが、パーソナルカラー診断や顔タイプ診断を受けおしゃれに興味が湧きました。
どんどん楽しくなっていく一方、その診断にとらわれ過ぎて訳が分からなくなる時期も有りました。
基本的にこれらの診断を受ける際、「苦手なカラーや洋服のタイプも絶対に着てはいけないという訳では無いですよ。」と言われます。
「苦手な物でも自分に似合うように寄せていくことも出来ます」と。
でも日本人って基本的にとっても真面目な国民性。
知らず知らずのうちに、「これは似合わない」とか「私が着るとおかしく見えるかも」と診断結果に忠実になろうとしてしまうんですよ。
最初は楽しかった洋服選びが、ちょっとモヤモヤする方向に向かってしまう。
診断を真面目に受け止めすぎてしまうんですよね。
そういう人は絶対多いだろうな、と自分が体験して思いました。
私の場合、顔診断の結果は「クール」カラー診断は「オータム」でした。
クールタイプの人が似合うテイストを色々と教えてもらうのですが、自分の好みと割と合致していのでその時はすんなり受け入れられました。
ジャケット好きだし、似合うなら普段からドンドン着よう。
そっか、こんな感じで選べばいいのか、よしよし、と。
ただ、色々な洋服を見ていくうちに、ちょっとガーリーな洋服も好きだと気づいてきたんです。
かわいい、着たい、と思った洋服でもレースが多すぎて私の顔にはちぐはぐかな?とか
水色が素敵だけどなんか違和感あるかな?とか。
そういうちょっとした思いが、少しずつテンションを下げていくというか、気持ちを沈ませていきます。
これは良くない!気持ちを切り替えよう!と思いました。
そして、最終的には、「私の事をそんなに真剣に見ている人なんていないんだから、好きな物、自分がテンション上がるものを着よう」と思うことにしました。
私はいつもここにたどり着きます「他人は私のことなんてそんなに見ていない」
今までもこの思考に沢山助けられました。
最近では、外を歩いていて窓ガラスにチラッと映った自分の洋服、シルエットに満足できるとそれで気持ちが上がることに気づき、周りからもこの程度かもしくはそれよりも薄~くしか自分の印象は残らないと思っています。
もちろん出かける前に鏡でしっかりチェックはしますよ。チャックが開いていたり、スカートが捲れていたらさすがに恥ずかしいので( *´艸`)
この気持ちに切り替えられてからは、素直におしゃれを楽しめています。
ファッション診断も自分のスタイルの方向性を決めるのにとても役立っていますし、いざという時に似合う色が分かっていると自信をもって選ぶことも出来ます。
そうすることで、おしゃれを楽しみながらも、無駄に沢山の洋服を買わず満足できる状態を保てているのだと思います。
○○診断でしっくり来ていない、だんだん選択の幅が狭くなってきた、という方のちょっとした参考になればうれしいです。