私は若い頃から両目とも0.1もないほどのド近眼です。
近眼が強い人に危険すぎる行為についての私の経験です。
よく、視力回復のための「目の体操」や老け防止の「顔の筋トレ」などが有りますが
眼球に負担がかかるものは絶対に辞めた方がいいです。
実際私も20代の頃、視力を少しでも良くしたいと思い、目の体操として紹介されていた
目をぎゅっと閉じて、パッと開けるというのをやりました。
パッと開けた瞬間、左目の中に黒っぽい液体が広がったのです。
その瞬間、出血した!と思いました。
すぐに、眼科に行ったところ眼底出血と網膜裂孔、網膜剥離を起こしていました。
その場ですぐレーザー治療をし、これ以上剥離が広がるのを防いでもらいました。
後日調べたところ、眼球に強い力が加わることは網膜剥離の危険性があるという事。
近眼が強い人の方が網膜剥離を起こすリスクが高いという事を知りました。
目をこする行為もとても危険だそうです。
私は中学生の時に花粉症を発症して、当時あまりの痒さにかなり目をこすっていました。
そういう事も重なっての網膜剥離だったかも知れませんが、目の悪い方は特に気を付けてほしいです。
実は息子も小学生の頃から近視が進み、親としては藁にも縋る思いで視力の回復や近視の進行を抑える方法をしらべましたが、
やはりこのような目の体操は出てきました。
自分の経験が無ければ息子にも同じことをさせていたかもしれません。
網膜剥離は放置すると失明の恐れもあります。
また、眼底出血は若いうちは自然に吸収されるようですが、私はいまだに左の眼に黒い物が見える飛蚊症の状態のままです。
目を強く閉じたり開けたり、眼球を激しく動かす行為は危険な面もはらんでいるので、本当に気を付けてほしいなと思います。